だるまる

また蝶が舞う日まで/宮鎖沈香のだるまるのレビュー・感想・評価

3.0
宮廷ものの調度品や服、宮女の暮らしを見れたのがよかった。
どうやら第13皇子はアホの子らしい、という事前情報ありだったので、観きることができた。期待しないって大事。

全然本当のことに気付かない13皇子と控えめで一途な宮女のすれ違いの物語。

宮廷の諍い女履修済みなので、
13皇子が皇位争いでうまいことやれないだろうことも、後宮を収められないだろうことも早々に予想。話が進むにつれ、やはりか…の気持ちを深めた。
ぬるい…気持ちが優しすぎてぬるいぞぉ…

主人公の沈香は、控えめでじっと耐える美、をやってたけど、後宮ではいいように使われたり虐められるだけで、報われることはほぼないぞ…
いい子だから穏やかでいい人生を送ってほしいと思ってしまうから、見てて苦しくなった。

琉璃は活力があって(お顔もハッキリしてて可愛い。宮廷の諍い女の甄嬛にお顔立似てて良い!)自発的だけど、なかなか短慮だったな…それとも9皇子がそんなに魅力的だった?
主人公を虐めたりするのが様になってて、後宮向きだなと思った。主人公に姉妹でしょ?と言って丸め込んだり、皇太后含め自分の思うように動かすのが腹黒い。
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