レディ・バードのカワスーのレビュー・感想・評価

非常に美しい作品。所謂青春モノが好きなのでこの類の映画は好んで観るのだが、この作品はピカイチ。
子供が大人になる時の痛みや軋轢がメインテーマだが、全体的に非常にポジティブなバイブスに包まれている。サクラメントが持つ地域性やカトリックの宗教観もすごいリアル。

90分かけてぐるっと一周して綺麗な円を描くような調和があり、最後は初夏の夕暮れの様な爽やかな風が体を包んでくれます。

あと、演劇部顧問の神父さん、どっかで見たことあると思ったらボーはおそれているに出てた！！