パリのカフェのトイレに開けられた穴から、女性を盗み見ることにとりつかれた男について語る男が映し出されれる。モノローグを語るのはミシェル・ロンスダール。彼の語りが30分ほどで終わると、同じ話を別の男が始める。この男は、ユスターシュの長年の友人であるジャン=ノエル・ピックで、今度は聞き手も変わっている。第一部は35ミリで撮影されたユスターシュによって演出されたもの、第2部はドキュメンタリーとして撮られている。
バルセロナ大学哲学科。イタリア人のラファエレ・ピント教授が、ダンテ「神曲」における女神の役割を皮切りに、文学、詩、そして現実社会における「女神論」を講義する。社会人の受講生たちも積極的に参…
>>続きを読む© Les Films du Losange