いち麦

王となった少女のいち麦のレビュー・感想・評価

王となった少女(2015年製作の映画)
4.0
フィンランド映画祭2016にて鑑賞。
17世紀スウェーデンのクリスティーナ女王の愛と自由の物語。女官への愛のため、この時代にしては余りに奔放に大胆に振る舞う彼女の姿に驚くばかり。幼少から男として育てられた影響を思い見入った。デカルトとも親交があった事やカトリックへの改宗、従兄への王位譲渡の経緯なども興味深い。クリスティーナ役のマリン・バスカの凛々しい表情は印象的。サラ・ガドン、ミカエル・ニクヴィストの演技も安定感十分。
いち麦

いち麦