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リザとキツネと恋する死者たちのCのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ハンガリー映画。リザは日本大使未亡人の看護人として住み込みで働くアラサー。日本かぶれが過ぎたせいか、6年前からトミー谷って云う日本人歌手の幽霊(デヴィット・サクライ)まで視える始末。

外出から戻ると床に倒れて死んでいる未亡人。それを皮切りに次々と死んでいくリザの周りの人たち。リザが関わる男ばかりが死んでいることに気が付く警察に重要参考人としてマークされるリザ。慰めるかのように日本の歌謡曲を歌うトミー谷。

そんな中、リザをマークしていた刑事ゾルタンまでもが大怪我を負い、ますます怪しまれるリザ。ついには連続殺人犯として取り調べを受けるも『無償の愛でしか解けない狐の呪いに掛かってる』とは言えず困り果てるリザ。

瀕死の刑事ゾルタンの証言で釈放されるも、耐え切れず自殺してしまうリザの夢に現れるトミー谷。実は彼は死神で、唯一自分が視えるリザにフォーリンラブ。これまでの怪事件はすべて恋する彼の仕業。しかも二人が一緒になるためにはリザが自殺する必要があり、今、それがようやく叶ったと云うトミー。

すんでの所で息を吹き返すリザ。目を開けるとそこには必死に自分を呼ぶゾルタン。これぞ無償の愛だわと感激するリザ。二人は結婚、娘も生まれるが、諦めていないトミー谷に付き纏われ、今日もゾルタンは怪我が絶えない。
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