プーの映画日記

ガタカのプーの映画日記のレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
4.9
イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウが共演したSFサスペンス。遺伝子操作で生まれた“適性者”が社会を支配する近未来。自然出産で誕生したビンセントは、“不適正者”として冷遇される人生を歩んでいた。彼は幼い頃から宇宙飛行士を夢見ていたが、それは適性者のみに許される職業だった。ある日、ビンセントはDNAブローカーの仲介で、下半身不随となった元水泳選手ジェロームの適性者IDを買い取る。ジェロームに成り済まして宇宙局「ガタカ」に入社したビンセントは、努力の末についにタイタン探査船の宇宙飛行士に選ばれるが……。アンドリュー・ニコルの監督・脚本デビュー作。設定、脚本が素晴らしい。不適格者、決して良い人ではないビンセントが人生に抗い夢を追うその生き様が静かな感動を呼ぶ。素晴らしい音楽と世界観も魅力的。

作品
監督(作品の完成度) アンドリュー・ニコル
137×0.715 98.0
①脚本、脚色アンドリュー・ニコル
S10×7
②主演 イーサン・ホーク A9×3
③助演(主演以外の役) ジュード・ロウ 10×1
④撮影、視覚効果 スワボミール・イジャック S10×1
⑤ 美術、衣装デザイン 美術ヤン・ロールフス 衣装 コリーン・アトウッド
S10×1
⑥編集リサ・ゼノ・チャージン
⑦作曲、歌曲 マイケル・ナイマン S10×1