「哀れなるものたち」で壮麗な美術を担当した方が本作も担当していると聞いていたので、そういった意味でも楽しみだった作品。
1作目も十分素敵でしたが、演出と美術により磨きがかかっています。
パロディ要素も前作同様にはまっていて、途中同時期公開の「シェイプ・オブ・ウォーター」を匂わせるようなシーンがあってテンションが上がりました。(気のせいかもしれません。)
パディントンにかかれば、監獄もハートフルな世界へ(ピンクの世界は、グランドブダペストホテルのよう)。「脱獄」のまま終わらないところも一安心。
ラストも感動的で、色々とパワーアップした続編でした。