いやよセブン

エジプト人のいやよセブンのレビュー・感想・評価

エジプト人(1954年製作の映画)
3.0
むかしむかしのエジプトでのお話。
捨て子だったが医者夫妻に拾われたイクナートンと、チーズ職人の息子ホレムヘブ(ヴィクター・マチュア)は親友同士。
イクナートンは医者になるがとんでもない悪女にひっかかり、すべてを失い国外に逃れる。
ホレムヘブはイクナートンの口添えで近衛兵になり、隊長にまで出世する。
イクナートンを慕っていた酒場の女メリト(ジーン・シモンズ)はイクナートンの家を買い取り、養子と住んでいた。
エジプトに戻ったイクナートンはメリトの愛にようやく気付き、共に暮らすようになる。
一方、隣国ヒッタイトの脅威に対応できないファラオに見切りをつけたホレムヘブは、イクナートンに毒殺を依頼する。
しかし王女バケタモン(ジーン・ティアニー)から、ファラオの異母兄弟だと明かされたイクナートンは・・・。
史劇はもっと面白くなると思うが、主役が無名の俳優で、全体的に緊張感がないのがもったいない。