小説でも映画でもかなりの数が量産されている真田十勇士。
違うアプローチをしなくてはならないとばかりに、おおよそ時代劇らしくない現代風の空気を持ち込んだが、これが見るに堪えない代物で。
真田幸村がヘタレだったという設定で臨むのだが、そんな幸村を一体誰が望んでいるというのか。
妙なギャグ演出もそうだし、なぜかいきなり雨が降ったり、死にたがる勇士が次々出てくるとこなんか眠くて眠くて（笑）
とにかく配役も含めて誰も印象に残らず。淀殿に大竹しのぶを当てるセンスもすごいものがある。
時代劇で泣かせにくるとはどうなのよ。
