旅するランナー

パーフェクトマン 完全犯罪の旅するランナーのレビュー・感想・評価

3.4
【パーフェクトコピー】

盗作作家のなれの果て。
小説家を目指す男が、引っ越しバイト先で、ある軍人が残した日記を見つける。
それを改竄して自著として出版すると、ベストセラーになっちゃう。
しっかり戦争史を勉強し、インタビューは過去の作家のコメントをパクっちゃう。
これ一作で、時代の寵児、人気作家になっちゃうわけです。
ところが、才能も中身もない彼は、次回作が書けずに大いに苦しみます。
そこへ盗作だと知っている男が現れ...

監督ヤン・ゴズラン&主演ピエール・ニネで、この後「ブラックボックス」が作られます。
設定は違うんですけど、美人の彼女がいたり、悩み抜いて車を暴走させたり、コピーしたようなシーンが多いです。
ですから、ちょっと残念な気がします。

小説にしろ映画にしろ、コピペしたら、あかんよね。