「ndjc2015」その1。
ポンコツバスが走り始めるのを観る映画。
ポンコツだってエンジンかかれば走り出す。人間もいっしょ。エンジンがかかった瞬間のエモイワレヌ感情が滲み出す描写にガツンとやられました。
30分とは思えない濃密さ。
『罪とバス』タイトルがいいですよね。ndjc-若手映画作家育成プロジェクト-国家プロジェクトっていうのに胡散臭さを感じて「絶対に観るもんか」と思っていましたが、このタイトルが気になって、気になって。
結果、観に行って良かったです。若手映画作家にプロのスタッフとキャストで作らせて作家性を育てるっていう目論見だそうです。
4人の映画作家が作った30分ずつの作品を披露。全てフィルム撮影です。どれも面白かったです。僕のイチオシはこの『罪とバス』。
東京は渋谷・ユーロスペースにて3月11日金曜日まで。大阪はシネ・リーブル梅田にて3月19日から25日まで。お近くの方は是非。ちなみに東京は上映もフィルムです。