catman

MI5:世界を敵にしたスパイのcatmanのレビュー・感想・評価

MI5:世界を敵にしたスパイ(2014年製作の映画)
3.9
ビル・ナイ主演、ジョニー・ウォリッカーシリーズ3部作の完結編。前作のカジュアルルックから打って変わってスーツ姿のイケ爺いジョニーが復活したのは嬉しい。前半は過去作の記憶を必死に手繰り寄せながら我慢しながら観ていると、後半からジワジワ盛り上がって終盤に一気に加速、さぁラストはどうやって決着を付けるんだ?と見守っていると割と拍子抜けの幕切れ。駄菓子菓子!最後に鮮やかなどんでん返しでキメるハリウッド的な娯楽作とは異なる現実的な着地の仕方がイギリスらしいのかって考えるとこれも一種のダンディズムの表現なのだろうか。よく知らナイけど。

ビル・ナイ渾身の “FUCK!!!!”からの“SHIT!!!!” に痺れる
catman

catman