ゆき

スイス・アーミー・マンのゆきのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.8
今、君は何をしている時にしあわせを感じるんだ?

孤独に絶望し自殺を試みたハンクの目の前に現れたのは、男の死体。ただの死体のはずのメニーには腐敗ガスによる浮力が…

美術が最高!音楽も素敵!何よりオープニングタイトルと締め方が秀逸。「これで全部出し切ったぜ?」感。笑
まさにスイスアーミーナイフの如く広く使えるメニー。発想が尋常じゃない。

心が死んでるハンクと。
身体が死んでるメニー。
とってもいいコンビの特別な時間に巻き込まれるサラの一言は皆納得のはず。笑

自分たちの見えてる範囲は案外小さくまとまってるんですね。
青臭い下ネタの中にそんなことを感じた一作でした。
ゆき

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