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CUTIE HONEY TEARSのJINのレビュー・感想・評価

CUTIE HONEY TEARS(2016年製作の映画)
2.8
舞台がAIに支配された近未来。
上層階が富裕層、下層階が貧困層という設定は『エリジウム』なんかでもお馴染みやね。
基本的にこうゆうSFは大好物の筈なんやけど、これが『キューティーハニー』ってことになるとまた別で。
何でこんなにシリアスで暗くて全然魅力のないハニーにしてしまったのか?

最初から全く期待はしてなかったので、思ってたよりかはまだ観れたけどね。
キューティーハニーが西内まりやっていうのも製作前からピンときてなかったけど、茶目っ気もお色気も全くなく、表情は暗いし、少なくとも永井豪の世界観とは別モノ。
せめて話の内容がもっと斬新で面白ければなあ。
西内まりやvs石田ニコルのアクションっていうビジュアル面ぐらいしか新鮮味は無かったような気がする。
それにしたって盛り上がりに欠けてた印象が強いしなあ…。

ちなみに庵野秀明監督の実写版サトエリハニーの方はまだ観てない。
西内まりやは公開前「皆様が愛するハニー像を、今回の映画ではいい意味で裏切りたいです」って言ってたけど、見事に悪い意味で裏切られたと思う。
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