津軽系こけし

ジェイソン・ボーンの津軽系こけしのレビュー・感想・評価

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
4.6
新時代と正義の話。

カメラに映った人の顔を目視で識別する作業がコンピューターの顔認識機能でパッと済ませれるようになってたり、プライバシーや知る権利なんていう台詞やスノーデンという名前が出てきたりと現代観を物凄く意識した作りになっていてボーンシリーズの進化をかなり感じさせられた。

そして終盤の手に汗握るカーチェイスは圧巻でこのカーチェイスを観るために本作を観る価値があると言っても過言ではない。

今回のストーリーもいつもの、記憶→真実→選択の流れなのに全然飽きない、本当に毎回同じなのに何でこんなに面白く観れるのか甚だ不思議だ。

このまま終わってもいいし続編も期待できる完璧で応用の効くラスト。個人的には無理に長続きしてほしくはないが新たなボーンの記憶を辿るのもまた面白いかもしれない。
ということで期待値を込めて4.3!!
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