お気に入り作品記録。
なかなか怖くて楽しめるモキュメンタリー調ホラー。
これ病気!?まさか悪魔!?えっ人怖!?……そういう事なの!?
という謎解きの進行が面白い。更に、謎解きドキュメンタリー調ではないので長時間かけてずるずる謎解き(のていの映像)が続くのではなく、謎解きと答えに行き着く瞬発力がモキュメンタリーらしくなくて観やすい。
洋画だと、異変をきたした人間の顔って(悪魔的な造形のイメージが一定なのか)顔バキバキのあの傾向があるけど、この映画では「異変」の姿形がちゃんと意味がある(由来にちなんだ異変デザインである)というのが良い。
あとは、変に押しつけがましく説教くさくなくセクシュアルマイノリティの現実を描いているのも印象的。