交渉下手な強盗?泥棒?のジャックは、半年前に突如音信不通になり未練たらたらな元恋人のカレンが、ブルース・ウィリス演じるエディとの間の面倒事を抱えというか押しつけに、現恋人候補とおせっせ中に不法侵入してきたからさぁ大変。
この作品の肝であるはずのヒロインに、主人公が振り回されるほどの魅力が皆無なのが致命的。そもそも主人公も共感性皆無なのでよくよく考えると類友なんだろうな。
終始皆が皆一様に言動が支離滅裂なのもイライラして疲れる。キャラが描けてないし描く気も感じない。それもあってなぜそうなるのか?どうしてそうなったのか?の因果関係が不明な事象多発だし、そのくせその都度その都度ひらめきやフィーリングが優先されそれで乗り切ってしまうので何も上積みがないまま。
魅せ場となる強盗も作戦や計画から逆算された都合が良過ぎるものでしかないので緊張感の欠片もなく滅法つまらない。駄作。
「ツイスター」(1996)...