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THE WAVE ザ・ウェイブのrurのネタバレレビュー・内容・結末

THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

北米iTunesで。北欧ベルゲンが舞台で、トレーラーの美しさに来るの超楽しみにしていました今日やってきたワーイ!
ノルウェイ語の英語字幕たいへんだドキドキと思ったら普通に英語吹替ありましたラッキー。英語が分かるかどうかといえば分かりませんが、他の国の言葉よりはまだ分かるので。

島原大変肥後迷惑型津浪の話です。崩落による津波なので到達時刻に猶予がないタイプ。

旦那の地質学者?なのはまぁよくあるとして奥さんのホテル従業員で安全に宿泊客を逃がす義務があるのは新しかったです面白かった。特に崩落理論が断層がズレるというよりもレイヤー状になったそのレイヤーごと飛び出して抜け落ちるという説明で、そんな理論知らなかったけれど遭っても不思議のない説得力(最後にも映画で描いた崩落がありうることに対して専門家が同意してると表示されていたような)でなかなか面白かったです。

しかし、しかし、以下ストーリーに触れまくります。この映画を見る予定あるなら見ないほうがいいです!!

奥さん側のストーリーあまりにも酷い。ハリウッドに比べても酷い。①自分勝手に人けない場所で音楽ガンガンかけながらスケボーやっていた息子を捜してバスの出発を遅らせる→バス乗客全員死亡=宿泊客一生懸命助けようとしていなのにまったく無駄やんけ! ②息子を捜す彼女を気遣って残った奥様が逃げ遅れて流される→見捨てて核シェルターに逃れる ③流された奥さんに付き合って残った旦那さんの気がふれて息子と母親を殺そうとする→逆に殺害する
……。
……。
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おい。おい。最後に家族全員助かっても微笑めないだろ…。学者の旦那さんを殺して折り合いつけるのかと思ったら、息を吹き返しやがって…そのあとで妻がやったことを知って苦しめ!!

旦那さん側は→0メートル地帯で渋滞に巻き込まれ走って逃げる→車に挟まった人を助ける→その際逃げ遅れて幼児とはぐれるけど幼児無事→逃げ遅れた人と一緒に自動車の中へ避難する(アカン)→案の定アカン映像→なぜか旦那さんだけ助かってる(逃げ遅れた人はなぜか亡くなっている)→避難場所で幼児と再会→奥さんの乗ってるはずのバスが別の避難所にたどり着いてないことを知る→なんとかホテルへたどり着く→なんとか居所を知る→なんとか助ける→死にかける

なので旦那さん側はまっさら綺麗なんだけど奥さん側…。

フィヨルドの映像は美しかったんだけどなぁ…。ぐぬぬ。

[追記]えっ。なに日本で上映すんの?! 早く言って欲しかった劇場で見たかった…。しないと思ったから買ったのに…
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