ちゃんと続編でした。
前作ありきとしてとてもよかったです。
映画の中では30年経ってるけれど映画製作の方だって前作から35年くらい経ってるわけで、そう思うと考え深いものがある。
上映時間が長く映像や音楽が緩やかに流れていくので途中眠くなりそうになったりもしましたが前作からのファンなら内容的にもゆるせる長さだったと思います。
ハリソン・フォードは同じデッカード役を今作でも演じててデッカードにあった前作の疑問点とかは答えがあったのですっきりできました。
今作はK(ジョン)という別のブレードランナーが主役の話で自分探しをしていく内容なんだけどラストシーンの雪とジョンの構図がとても絵になりすぎてて美しかった。
雨ではなくて2049年では雪が降ってる世界でAIやレプリカント達が雪が舞い散る世界で手をかざすと手のひらの中で雪が溶けて消えてゆく…そこもなんだか儚さと相まってなんとも言えない気持ちになった。
人間であってもレプリカントであっても生きていることそのものが儚いことに変わりがないのだからそんなに違いなんてないんじゃないかって思うよね。