発掘良品第十四弾。久々の発掘良品。
。。なんかヤバいもんみてしまった気がします(笑)カオス中のカオス映画。ある意味『ルナシー』と同等かそれ以上かもしれない。とんでもなく癖があるので、発掘良品だからといって安易に借りられないように、、(笑)
出る人だいたい裸、、裸、、これはポルノ映画ですか?ある意味恐怖。
ウェストファリアに暮らす青年ガンディードは、グネコンダ姫と禁断の恋に陥る。それが発見されたガンディードは追放されるのだが、その後グネコンダ姫がいる城は敵軍によって乗っ取られてしまう。
まず時代がちんぷんかんぷん。
衣装的に中世から近代にはいる西欧なのかと思えば、後半は現代のニューヨークが出てきたり、中東が出てきたり。
つまるところ、時空を超えてグネコンダ姫を探す旅だということです。なので、ヤコペッティが仕掛けたファンタジー映画とも見て取れます。
それにしても簡単そうに見えて、言ってることは節々に難解。断言しますが、僕ごときではレビューのしようがありません。すみません、、、
ただ言えることは、中々狂ってる映画だということ。
裸の女達を拷問しては、死刑にしたり、はたまた性行為など『カリギュラ』には到底及ばないものの、同じ臭いを醸し出しています。
最早後半では裸に対して違和感がなくなってくる。感覚としてはマズい映画です(笑)現在では間違いなく18禁です。
また、この世界では、一旦安心しても、また残酷な仕打ちがすぐに訪れるということは理解できます。ゆえにヤコペッティの大残酷 ということでしょう。
まあそんな中で、やはり斬新さとしては一級品であり、こんな自由きままな映画はあまりないと思います。
哲学的思考、芸術的観点に長けている方ならば、本作をもっと味わえるのでしょうが、僕はその域に達することが出来ませんでした。。
グロ描写は控えめですが、その分人間の「ありのまま」の姿が頻繁に描かれます。キャストさん達もよくこんな羞恥心に耐えれるもんだなと感心してしまうばかり、、(笑)