ITのリメイク版。
これをただの殺人ピエロ映画だと思ってる人はもったいない。
確かに怖いピエロは出てきて人を食い殺すがそれ以外は青春映画である。
冴えない子供たち(いじめられっ子、喘息持ち、デブ、親に性的虐待されてる、黒人で差別されてる等)は自分たちを”ルーザーズ(負け犬)”と名乗り純粋に生きている。
そんな弱い心に付け込むのがIT(それ)であり、そこに懸命に立ち向かおうとする子供たちの勇気や成長が見どころ。
弱い心がないモノ(大人)にはITは見えないってのも良い。誰にでも弱いところあるじゃんていうテーマが実は深い。