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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

2.8
『虜になりました(’-’*)💕』

今、世間を賑わせている某会長さん。まぁ、いろいろとインパクトがおありの方でいらっしゃいますね...😌

さて、“会長”と言えば実はボクも会長を名乗っていた時がございまして、高校3年の時に会長は会長でも“生徒会長”なる役目を仰せつかっていた事がございます🙇

そして、その頃ボクはひとりの女性に恋をしました😳その女性(ひと)は、その当時のボクより約10歳年上。何を隠そう隣のクラスの担任の先生であるI先生。担当強化は現代国語📑 盛り気味に言って、本仮屋ユイカみたいな感じでしょうか。前述の通り担任では無かったものの、実はそのI先生が生徒会の顧問だったんです。だから、生徒会のみんなをどうまとめればいいかや様々な運営の事などで日々悩みました。その悩める日々の中、I先生にいろいろ相談したりしてる内、10代の多感な少年はいとも簡単に恋に落ちてしまったのですが...

さて、この『奥田民生になりたいボーイと出会う男全て狂わせるガール』ですが、まず題名が長いっすね💦劇場公開時、みなさんチケット🎫を買うとき、タイトル全部言っていたのでしょうか❓それとも自分なりの“省略形”❓まず、そんなとこから気になってしまいました😅

原作は『モテキ』同様未見のボクですが、観て思ったのはこの映画、佇まいといいますかノリはこれほとんど『モテキ』とおんなじノリですね🕺妻夫木さんの男としての“繕いぶり”含め通ずるとこありです。あとは、恋愛あるあると言いますか「いるよねこういうヤツ❗️」とか、飲み会の会話であるとかの、あるあるで惹き付ける監督の脚本と演出はあい変わらずで面白い。リリーさんあい変わらず最高だし、あの職場に江口のりこを配するキャスティングも⭕️🙆

ちなみに、劇場版『モテキ』で最強ぶりを見せつけたのは長澤まさみその人❗️元々全然タイプではないのですが、あれは惚れる... 惚れてまう😍それ位、とにかく強力女子でした。それに比べて今作の希子さんは、まさみさんのあの魅力には到底及ばず。登場時点からして、絶体“このまま”の彼女なわけないと思わされちゃう。あと、もう一つ致命的な点を突くなら、キャラとしても描かれ方としても“出会う男すべて狂わせる”感が出てない⤵️(ディープなキスシーンも多々あれど、書き割りかの如く虚しきKISS...)だから、運良くイイ女と付き合える事になった「今までパッとしなかった男あるある」としては、『モテキ』同様機能するも、題名から受けた映画の印象に対して期待していた方向になかなか行ってくれないもどかしさも正直感じてしまいました。

さらにも一つ言えば、前半はせっかく面白かったのに『モテキ』同様後半の展開がいまいちなんだよなぁ😅オチもほぼ読めたしなぁ。まだ、これと『モテキ』しか観てないので何とも言えませんが、今月末の『SUNNY』観に行きたいと思っているので、ちょっぴり心配になってしまうボクです😌

ただ、最後の最後が個人的にはスゴい良かった❗️正直そこの場面がなかったら、スコアは結構低かったと思います。ホントそこんとこで奇跡的な回復をした感じ⤴️あくまで個人的に感じた点ではありますが、『モテキ』において思わぬハイライトとなった麻生久美子の名“ほおばり”シーンを、今度は主人公で、尚且つ男ならではの経年の想いみたいなものをしっかり注入してやって見せてくれた様に感じました。これまで、そしてこれからももがいていかなければいけない男の性(さが)。あの幕には、監督の想いがしっかり乗っかっていた気がします。デートのシーンではしつこく感じた歌も、ここではしっかり活きてましたね🎵

ちなみに、I先生にはしっかり想いは伝えました。当然の如く、その片想いは成就しませんでした😃ただ、卒業するまではちゃんと!?ず~っと好きでしたし、先生もその想いは分かってくれてました。

卒業から約1年半後の事...
何とそのI先生が結婚するとの事❕😱
そして、何とその結婚式に招待されちゃった‼️😲しかも祝辞を述べるおまけ付きで💦
でも、ちゃんとお祝い言いましたよ㊗️その時はもう彼女がいましたし。ホント心から「おめでとうございます」と言えた、そんなひとつ大人になった思い出話でした🐼
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