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陸軍中野学校 竜三号指令のpapandaのレビュー・感想・評価

陸軍中野学校 竜三号指令(1967年製作の映画)
3.6
市川雷蔵が開戦前に活動した日本陸軍が作ったスパイ養成学校の中野学校卒業生の椎名を演じる第三弾。1作目が中野学校の訓練を描いて、学生が非人間的になっていく様子が不気味だったが、2作目からは普通にスパイ映画。白黒の映像で活動自体も調査とか潜入が中心でけっこう地味。秘密の武器も実際にありそう。市川雷蔵が感情を見せずクールで、いかにも日本の秘密戦士っぽくてよかった。
和平交渉も強行突破型の軍国主義者達の思惑で潰されてしまうのは、今の古い考えで頭ガチガチの政治家たちと変わらないようだ。
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