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やくざ番外地 抹殺のノリノリノリタケのレビュー・感想・評価

やくざ番外地 抹殺(1969年製作の映画)
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丹波哲郎さんのやくざ番外地 2作目。関東に勢力を伸ばそうとする関西銀誠会を高見組(組長の丹波さんが服役中)の代貸、中丸忠雄さんが食い止めようとする話しの流れ。丹波さんが日活で出演は珍しい?おかげで丹波さんと渡哲也さんの豪華な顔合わせが実現(黒木警視正と大門圭介)アフタヌーンショーで(そうなんですよ川崎さん)のセリフで有名な山本耕一さんも関東同心会二代目で出演。1960年代往年の日活スター、葉山良二さんも熱演。丹波さんの高見組と仲の悪い横浜、本波組組長の小林重四郎さんは山本耕一さんにボンボン呼ばりしたり、殺害した中丸忠雄さんに(お前はいつまで経っても代貸止まりなんだよ)とイヤミを言う憎たらしい役柄ですね。最後丹波さんがショットガン片手に渡さんと銀誠会の村島会長、同心会三代目会長になった本波の血縁式に殴り込んで倒し、その挙げ句丹波さんも渡さんも命絶えてしまい切ない終わり方ですが、やっぱ丹波さん、渡さんのコンビは最高です。