Kota

ザ・ブック・オブ・ヘンリーのKotaのレビュー・感想・評価

3.4
“暴力より悪いのは無関心。”

12歳の天才の少年ヘンリーが隣の家の女の子が義父に性的暴行を受けていることを知り、その解決方法を一冊のノートにまとめていく…。先のストーリーを書くのはやめておく。最初は可愛い子役達の奮闘記かと思えば、観終わったらかなり印象が変わる映画。

とにかく、ジェイデン君も然りだけど、ジェイコブ・トレンブレイがまぁ天使なこと、それだけで見る価値あり…。ナオミ・ワッツはいつも母親役が自然体でいいよね。子供の辿った道を後から母親が追うのは大好きな“ものすごくうるさくて、ありえないほど近い”に似ていた。でも全体的に惜しい完成度で劇場未公開も納得。
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