東朴幕院

ダーク・クライムの東朴幕院のレビュー・感想・評価

ダーク・クライム(2016年製作の映画)
3.2
あのジム・キャリーがあの表情を押し殺してシリアス顔で捜査する刑事役で出演。舞台はポーランドか何処かの東欧。前任が証拠不足でお蔵入りさせた事件を追う、今では警察トップまで上り詰めている。一方で主人公タデックは、正義感の塊の様な男で融通も効かなさそう。一方で汚い捜査手法も使ったりと危なっかしい人間だ。更に仕事一辺倒であるが故に家族からも煙たがられている。
そんな中で、お蔵入りした事件の捜査資料でしか分からない事実をモチーフに小説発行した作家が居る事に気が付き捜査を開始するが....。
この様に面白くなる可能性を秘めたクライムものであるが、テンポが良いとは言えないし、タデックが何故この様な男になったかという背景説明が無いからかタデックを応援したくならない。
一方で潔いというか呆気ないラストというのは結構好きかも。
でも、別にジム・キャリーでなくても良かったんじゃ無いかと思ったりね。
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