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永遠と一日のmochiのレビュー・感想・評価

永遠と一日(1998年製作の映画)
3.4
うーん。難しすぎてな。ゆったりしてるけど緊張しっぱなしの不思議な映画だった。時間の中に存在してたらこれから起こることと今まで起きたことが混在するから、永遠性を獲得することはできない。だから本当の永遠性を獲得できるのは初め(子供)と最後(死?)の時のみなのだろう。だから子供の時の夢を叶えられるのは、ある意味で最後しかない。だから、今回の物語は二人の対照的な人物を描いてるのではなくて、むしろ二人の類比的な人物を描いてるのでは?
自分の愛を表現する言葉を見つけたいから、言葉を買っていた詩人を研究していたのだ、という解釈ができて、ここはなるほど、と思った。結局その詩人は失敗したから、主人公も研究をやめた。
主人公は最後永遠性を獲得できたのかね。
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