スピルバーグの「未知との遭遇」や「ET」は地球外生物の存在をフィクションから慣れさせていくために作ったとも言われている。
そもそも映画は大衆の心をある方向に向けさせるためのプロパガンダ的要素を大いに含んでいる。
この映画はもちろんフィクションだ。
しかし2006年に2020年の世界からタイムスリップしたようにこのコロナ禍を描いている。
プランデミックという言葉もある。
遺体がゴロゴロ並べられて恐怖と不安を煽るニュースばかりか流れ、おおよそは分かったにも関わらず人々はマスクをつけ「ソーシャルディスタンス」を守ろうとする。
この異常な世界を15年も前から予測していたのか、それとも計画していたのか。
病院は野戦病院と化し、政治家は当て外れなスタンドプレーで戦って前進しようとする。
しかしウイルスは決してなくならない。
打ち勝つものではなく受け入れて共存するもの。
agenda 21は20世紀にビルゲイツのTEDでのスピーチは2010年。
この映画は大して話題にならなかったのがせめてもの救いだ。
主演のキューザックのお姉さんがせめてもの救いだったので点数を0.1ポイント増やした。
しかし、この映画をなぜ作ったのだろう?