IFFJ（インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン）の東京開催最終日の最終上映で鑑賞。アゲアゲ系のインド映画には違いないけど、これはインドの人向けの映画かな。

大人数のドタバタコメディ。実業家の父親は、とある事業で3人の美人姉妹の縁談を断ってきたけど、娘たちには恋人が。恋人たちを娘に近づけまいと、無理な条件を付ける父親に、3人ともあらぬ方法でクリアーするけど…。

笑いは起きている。しかし、笑っているのは日本の人かというと、疑問。多分、インドの人ではないかしら、と。

会話がとにかく、「ヤホーで検索」「ヤフーだろ」のお笑いコンビ、ナイツの話芸みたいなことを言っている、らしい。この手のギャグをいろいろな人がいろいろな場面で言うけど、字幕なので、面白くない。

また、インド人向けと思われる楽屋ネタっぽいシーンもあるみたいだけれど、意味がよくわからない。テンポは良いけど、それがかえって置いてきぼり感を強めてしまう。

まあでも、気楽に観れて、歌と踊りを楽しめて、ハッピーエンドで良かったかな。IFFJ、また来年～。

三姉妹の娘たちを結婚させたくない父が「もし夫が家に足を踏み入れたら・もし夫が私を見たら・もし夫が私の声を聞いたら、、私は死ぬ」と娘に嘘を言うと、実は彼氏がいることを隠していた娘たちはそれを逆手に、翌日「車椅子の彼氏」「盲目の彼氏」「聾唖の彼氏」を家に連れてくる障害者なりきりコメディ。

2016年IFFJ上映作。何気にシリーズ3作目。
今まで見たインドのコメディどころか今まで見た全てのコメディの中でも断トツで爆笑した。
いつもは爆笑しまくりのインド映画好きの人々の笑い声が一切聞こえないという、日本人ウケがすこぶる悪い大傑作。私は障害者ネタが愛おしすぎて、アメリカンコメディでも絶対出来ないくらいに全力でネタにしてたから嬉しくて泣いた…。忘れられない一夜を送った…。毎日思い出しては微笑んだ…。
「インディアン」と聞くと差別されていたときのことを思い出して凶暴な人格が現れる役をアクシャイ・クマールが演じてたが、あまりにキチガイじみた演技で勢いよすぎて笑うに決まってる。自虐的な人格差別ネタが振り切れてて素晴らしい！！
ダンスも全体的にイケイケな感じで楽しい。
女性陣は見事にセクシー美女なんだけど全員インド国籍じゃないそう。白人とのミックスだったりスリランカ人だったり。

私は大大大好きだけどオススメはしません！

• #愛しのインド映画

ハウスフルシリーズとは相性悪いかなぁ

ネタもモリモリで分かるんだけど、笑えない
これが笑えるようになったらインド人に近付くのかもしれない

• #インド映画
• #IFFJ2016