よつ

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのよつのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

鹿殺しってどういう意味だったんだろ…?色々と考察見るのが楽しみ。

最初から不穏丸出しだった。出だしが手術中の動いている心臓なのが印象的だった。
マーティン役の人の顔立ちが特徴的。純朴さの中に正体不明の何かが混ざっているような感じがして存在感があった。

足の力が抜けて立てない=生まれたての子鹿(?)とも考えたけど、他の条件が分からないし、違う気がする…。タイトルに惹かれて見た節もあるのでタイトルの意味を知りたい!

途中からの緊迫感がとてもよかった。やっぱり死までのカウントダウンが始まるとぐっと面白くなる。
末っ子が退院してエレベーターで降りていくシーンを上の階から撮影したようなアングル、カッコよかった。何となく上から観察してた子が急に倒れたみたいなのが、現実のシュチュエーションっぽくてゾクゾクした。

家に介護用ベッドが二つ並んでる悲壮感がえぐい。
拘束した家族を座らせて、父親が運に任せて殺すシーンがよかった。あのいくところまで行ってしまった感がよかった。やっぱりあの中で誰か一人死なないと全員死ぬとかだったのかな…?
早く考察を見たい。


ちょっと調べてみたら「籠の中の乙女」と同じ監督だったことが判明。このじっとりした怖さとぶっきらぼうな演技にも納得…。
よつ

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