この“生まれたてのオッサン”こと“スティーブン・スチュアート”さんは前日に鑑賞した「It is fine ! Everything is fine」で脚本・主演をした方で、女性との性交直後に“裸絞め葬”にするって内容でしたので、本作鑑賞中に“スリーパーホールド”が炸裂した瞬間は 「ヒャッホゥ」とマインド・シャウトすると共に、わたくしの“心の男根”がエレクチオンした次第です☆
しかし本作はクリスピン・グローヴァー監督の「It」三部作の第一作にあたる作品で、前日上映された「It is fine ! Everything Is fine」は二作目となるので、何故順番通りに上映しないのかいささか謎でありましたが、それも“クリスピン・ワールド”のシュールな世界観なのかも知れませんね(  ̄▽ ̄)
"it"トリロジーの1作目だそうで、前日の"It Is Fine! Everything Is Fine."は2作目、3作目はまだ存在しない。 これがまた奇天烈な作品で、出演者のほとんどはダウン症の方々。そんな彼らが健常者を演じるというナゾな代物。彼らはカタツムリをぐちゃぐちゃに潰したり塩で溶かしたり、ひたすらカタツムリのジェノサイドに興じる。
そして別の世界ではグローヴァー氏が演じる王が世界をコントロールしている。その傍らでは獣の頭部がをもつ女性がたちが"It Is Fine!..."のスティーブン・C・スチュアートの局部を愛撫し続ける。
"It Is Fine!..."も相当にタブーに踏み込んでいたけど、本作に感じる背徳感はそれ以上かもしれない。作品のルックや空気感はケネス・アンガー作品に近いものがありましたね。