まるかいてちょんこ

WE ARE Xのまるかいてちょんこのネタバレレビュー・内容・結末

WE ARE X(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

心に傷を追って音楽に救われ、
純粋にバンドを楽しんでいた、
才能溢れる青年達。

メイクを落として、
固まってリハーサルをしている様は、
可愛くて微笑ましい。

バンドが大きくなるにつれ、
取り巻く環境が、
変わっていくことが切ないと思った。

夢を得る為には、
何かを犠牲にするのかもしれない。
それは、大切な友情や自分自身でさえも。

その過ちに気付いた時からが、
1番苦しくて乗り越えなきゃいけないのだろう。

私が、このバンドを好きになったのは小学生の時。

ライヴビデオを夢中で観ていたあの日。
この中に入りたいと想い続けて十数年、
復活ライヴで想いは叶い、泣き崩れた。

まさか、映画になるとは。
あの時の自分に教えてあげたい。

映画を観たら、
優しい曲が作れるのが分かるよと。

そして、あの時も現在もこのバンドに伝えたい。

好きにならせてくれてありがとう。