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ソウル・ステーション パンデミックのYOKのレビュー・感想・評価

2.8
のっけからお爺さんがピンチ。若者が大丈夫っすか!?と声を掛けようとするものの、その体臭とホームレスという立場から放置してしまう。

もちろん主人公はこのお爺さんさんじゃあない。元風俗嬢の女の子ヘスン。部屋の家賃払えやと、大家さんに責められている初登場シーンにTRICKの山田を思い出した。果たしてこの映画に上田はいるのだろうか…。

冒頭の爺さんがソウル駅で亡くなったことをきっかけに始まるゾンビパニック☆が、この映画。なんだけど、爺さん冒頭で出て以降、全く出てこなくて物足りなかった。ゾンビ化して無双する爺さんが見たかった。

キャラが動く度にブラーが入るの、見ていてだいぶ酔った。アニメを観ていて酔う体験が初めてだったので見慣れてないだけかな?と思ったけど、普通に無理だった。薄目で見た。

ヘスの彼氏がクソすぎて早いとこゾンビに噛まれちまえの一言に尽きた。彼女に体売らせる前にお前が体でも臓器でもなんでも売ってこいよ、何様だよ案件でしかなかった。(過激派)

観ているうちに面白くなってくるかな?と思ったんだけど、店舗が今ひとつ良くないのとキャラクターに魅力がないせいかちっとも楽しくいと言うか…退屈に感じちゃった。

あと久々に不気味の谷現象に近いものを感じちゃった。ぬるぬる動く人間チームと腕をうにゃうにゃさせてるゾンビチームの動くが絶妙に気持ち悪いのよ。そして言うの二回目だけど、動く時のブラーな、止めてくれ。

「今私たちの学校は」でもそうだっけど、ゾンビの感染が認められたら軍隊が現れて歳を封鎖するのあるあるなのか?そしてお父さん枠のキャラが頑張る。韓国あるあるなん?

ゾンビの動きがコピペに見えてしまうのがなんとも辛くて、なんでこれ実写じゃダメだったの?と思ってしまった。ゾンビ映画の要はゾンビなんだから、手間がかかってももう少しゾンビの動きに個性持たせて欲しかったな。

どうやら「新感染 ファイナルエクスプレス」に関連のある作品らしいので、その辺調べたらもう少し楽しんで見れたのかも分からん。

ヘスンの(自称)お父さんが他人だったことが一番の衝撃で笑ってしまった。この手のジャンルってゾンビとは関係ないところで盛り上がるシーンがいちばん面白かったりするよね。空気読んでやってこないゾンビ、まじ役立たずの極み。

とりあえずわたしは1回しか観たことが無いけど面白かった記憶のある「新感染 ファイナルエクスプレス」をもう一度観ようと思う。
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