これから観る人には、あらすじに触れるかわりに
「どこまでのドッキリなら引っかけられて許せる?」
「どこまでのドッキリなら見ていて笑える?」
と聞いてみる。
共感性周知とかじゃなく、単純にドッキリ番組とドッキリ番組で笑う人が好きではない上、フラッシュモブすらハラスメント・一方的な雰囲気押しつけ暴力と思う私の価値観にこの映画は刺さる。
過激なドッキリに寛容な海外の風潮を上手く逆手にとり、風刺を込めた仕掛けに用いるトリッキーなホラー。
ジャンルと展開を二転三転しながら、登場人物が、そして観る者も翻弄される物語の結末に待つものとは……
必然性のない・このストーリー内のゴアだからこその“これ見よがしの残虐描写”はパワフル。
コンパクトにまとまったストーリー展開も楽しい。
この間『死霊探偵』を観て、似たキャラクター設定のこの作品思い出し久しぶりに。
多分「未体験ゾーン~」にラインナップされてたよね。