てるる

スタンドオフのてるるのレビュー・感想・評価

スタンドオフ(2016年製作の映画)
3.3
殺し屋の殺人を偶然写真に収めてしまった少女。彼女が逃げ込んだのは息子を喪って自暴自棄になった一人の男の家だった。

殺し屋は家の一階に、男と少女は二階に陣取って攻防を繰り広げる。
正直、最初はこれだけで90分弱ももつか心配だったけど、最後までそこそこ楽しませてくれた。
序盤でお互いケガするし、相手の武器がどれくらいあるのか分からないので五分五分な感じ。

殺し屋役のローレンス・フィッシュバーンは貫禄あるし、トーマス・ジェーンは誰かを守る役が似合う。もっと売れて欲しい俳優だけど、大スターにはなれないB級感が凄い。

だがそれがいい。

メガネっ娘少女も何気に奮闘するし、ラストも嫌いじゃない。
過度な期待さえしなけりゃサクッと暇潰しにはなる午後ロー的映画。
てるる

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