タッくん弐

スティーヴ・アオキ: I'll sleep when I'm deadのタッくん弐のレビュー・感想・評価

3.6
日本人の勤勉さと米国育ちの大胆さでみんなから愛される彼

個人的にパンクスEDMおじさんの印象が強かったのですが今作を鑑賞し、多くの成人男性同様父親へのコンプレックスを抱いた真面目なロン毛であると理解しました

普段聴かないジャンルだからこそ学ぶべきところも多いのではないかと感じておりましたが、確かにそれは大きかった

そもそもクラブ音楽は酒池肉林時に聴く自らと縁遠いものであるといった偏見を抱いております

やはり今作でも半裸の女性が肩車されておりましたのでもうそこから降りなさいと、なにか一枚羽織りなさいと

臆病で退屈な性格の小生は常々そんなことばかりを思って一歩を踏み出せないまま今に至る

和洋折衷アオキ・ジャンプ

勿論日本におけるDJパンクスといえば電気グルーヴでお馴染み石野卓球氏が挙げられる訳ですが

螺旋階段からドロロンえん魔くん歌いながら全裸で降りてくる姿を見て小生もこんな大人になりたいな、とお母様を楽させたいな!、と

当時のオーストラリア人彼女がめっちゃ可愛いし、イビサ島にデカい別荘買うし、いつか小生も人生の充実を改めて実感したい

ケーキぶん投げられる側からぶん投げる方へ

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐