渡辺護監督デビュー作。フィルムは現存しないと思われていたが2014年に16㎜短縮版が発見された。
処女作特有の思いの長けをぶちまけたオープニングから痺れる。演技や音楽のメリハリ変だけど妙に熱がある。単純な復讐譚で短縮版でも、そこは堪能。
監督自身何度もリメイクする思入れたっぷりの素材。確かに日野繭子なんて女優見付けたら作り直したくなるんだろうな。
父とその後妻と娘とで乾杯するホームドラマシーンでのおとっあんの振舞いが最高、演じるは六代柳橋ばりの眉、千田啓介。
煙草吸って酒ばかり飲んでるバーマダム上がりの後妻悪女、左京未知子が美人でエロい。
「変態セックス 私とろける」などセルフリメイク。