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ゾンビ・ファイト・クラブのNARUのレビュー・感想・評価

ゾンビ・ファイト・クラブ(2014年製作の映画)
1.3
久しぶりに「何がしたいんだ」と思ってしまった映画。

あらすじを読むと
「高層マンションでゾンビが蔓延。1年後、生き残った人間達が、“奴隷化したゾンビvs人間”という余興を楽しんでいた!生き残るには勝ち残るしかない!」(要約)
とあり、「珍しいゾンビ映画だな」と思って観たが、酷かった。

観てみると30分経っても40分経っても延々とマンションが舞台の普通のゾンビ映画だ。ファイトクラブが始まる気配がない。
我慢して観続けると、ファイトクラブが始まるのはなんと後半以降。まるで別映画を組み合わせたような2部構成になっている。

しかも前半と後半の繋がりも弱い。「前半は何のために見せられたんだ」と思った。

おそらく製作者の意図が散漫しすぎている。
この映画のゾンビがどんな特性(ルール)を持つのか(例えば音に反応するとか)も明かされずに表層的にゾンビ映画っぽいシーンが続くだけで、視聴者に何を見せたいのかがわからない。

ただ、男女共にセクシーな裸体を持つ俳優さんが揃っていて映像や演出も凝ってる点はよかった、です。
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