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RANMARU 神の舌を持つ男のTSのレビュー・感想・評価

RANMARU 神の舌を持つ男(2016年製作の映画)
1.1
【終始くだらないコントが続く】
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監督:堤幸彦
製作国:日本
ジャンル:コメディ
収録時間:105分
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フリーパス映画第5弾。
タイトル長すぎです。少し前まではフルタイトルでフィルマークスに登録されていましたが、さすがに空気を読んだのか短縮されてますね。ドラマ未見。
さて、ドラマを見てようが見てまいが、唖然極まりない内容と言う他なさそうです。終始その場で思いついたようなネタが連発させられて呆れるしかないという出来です。今年公開邦画の中でも残念ながら三本の指に入るワースト作品です。こういう作風が好きな人だけ今作を受容出来るのかもしれません。

神の舌をもつ男、蘭丸。米原に行くためヒッチハイクをしていたところ、誤って東北地方に来てしまう。それを追跡していた光と寛治。この村には鬼源水という名水があるのだが、、

とにかくくだらないコントが終始ぶっ込まれていくどうしようもない映画です。そのくだらないコントをぶっこむ筆頭が紛れもなく甕棺墓光です。こいつの空気の読めなさといえば半端ない。最早、即刻この村を去ってくれと叫びたくなるほどの存在であります。唯一と言っても良い感動シーンでも素っ頓狂な行為をする光。馬鹿馬鹿しくて見てられない。
また、肝心のサスペンスに関しても、誰が考えてもこいつが犯人だろ。と予想できるので中途半端。ドラマもこんな感じなのでしょうか?

唯一「かごめかごめ」のくだりは思わず笑ってしまいました。また、かごめかごめの歌詞の説ってたくさんありますが、その内の一説を用いて話を展開しているところは良かったです。ただ、褒めるべき点がそこしかありません。神の舌を持つ蘭丸も面白いキャラですが、それが生かされてるとは言い難い。

最早ドラマファンのためだけの作品であり、ドラマ未見の方が見るのには危険かもしれません。平日ということもありますが、劇場にいたのは自分も含め三人。そして後の二方は爆睡しておられました(笑)フリーパスでなければ間違いなく見る予定はなかった今作。無料で見ているだけまだマシか。。

ということで、ドラマファン以外の方は劇場で見ない方が良いと感じました。ちなみに、所々顔面が大きくなる描写があるのですがあれは何なのでしょうか?ドラマでもされてるのでしょうか。
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