keeper7

サマー・ヴェンデッタ/ボドムのkeeper7のレビュー・感想・評価

2.8
予告が秀逸で気になっていて、ようやく鑑賞。
1960年、フィンランドで起きた未解決事件のボドム湖殺人をテーマにした作品。

学生の主人公たちがこの事件に興味を持ち、現地に赴いて惨劇が起こるというよく有りがちなスラッシャームービーと思い鑑賞したが、それにプラスもう一捻りあって、安っぽいホラーとはならない仕上がりになっていた。
他の青春ホラー「イットフォローズ」や「クロニクル」の様に内省的で鬱屈した若者の描写や思想がストーリーに関わってきて良い感じだった。

作品が90分前後とコンパクトぎみだったので、もう少しショッキングな描写やドキドキする様なシーンがほしかった。主要キャラの女の子のでかい胸にはドキドキできたがw

英語字幕で観たので読解力の無さから若干不明瞭な部分があったが良作でした。
映像も美しく、撮影も上手かった。また日本語で観たい。
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