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悪魔の呪い/悪魔の夜
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『悪魔の呪い/悪魔の夜』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

4.5
これまた大傑作!

悪魔も呪いも信じない心理学者の主人公が、悪魔信仰の胡散臭い教団に殴り込み!「頼むからやめてよ…」と懇願する教祖様の頼みも無視して調査を強行。そしたら呪いをかけられたんで「教祖に仕返ししてやる!」と意気込む主人公を描いたターナー製のわがままホラー。

RKOのヴァルリュートンと組んで傑作ホラーを連発したジャックターナーの非RKOの作品。原作はホラー小説の大家(元祖御三家の一角)であるMRジェイムズの『人を呪わば』。同作に限らず、伝聞で物語を構成することで怪異の真実性を煙に巻き、未知への恐怖を植え付けることの多いジェイムズの作風と、『キャットピープル』のターナーの相性が非常に良いのは当然で、ジェイムズ×ターナーが面白くないわけがないという安心感。

「理解できないもの」に対する恐怖・傲慢を描いた原作を基本的には踏襲しつつも、映画版では科学側の傲慢を徹底的にかつ嫌悪感たっぷりに描いている。科学側の象徴たる主人公さんに最初からずっとイライラしてたんだけど、それも結局は主題を炙り出すためのものでしかなかったわけで、まんまと監督の手中だった😂

「自分が正しい」を延々と貫き、誰からのアドバイスも聞かない。更には「敵」とみなした人の家に不法侵入し、バレても悪びれることすらしない。呪われた主人公を助けようとした人たちの好意も「理解できない」という理由で踏み躙り、挙げ句の果てには、身から出た鯖なのに「殺人」を犯してまで自分だけ助かろうとする。カスすぎるやろ…😱

そしてそこからはユニバーサル→ハマーへと受け継がれ開花することになる、植民地主義的発想への批判が窺える。本作の2年後にハマーが『ミイラの幽霊』を製作し、イギリス-エジプト間に対する自国批判を披露したように、本作もイギリス製作にも関わらず、侵略国側への批判を展開するのが面白い。

そしてそれは「理解できないもの」に対して恐怖を感じてしまう「弱さ」の裏返しとしての傲慢を印象付け、如何なる時に人が「闇」と対峙するのか・「闇」に呑まれるのか…という『キャットピープル』『レオパルドマン』から引き継がれたターナー的ホラー観を体現している。だからこそ、ハマーのような一方にのみ「悪」を押し付けるわかりやすさはなく、侵略される側であるサタニストについても同様に、弱さ故の裏返し的行動をとっていたのだということが描かれ、「闇」の普遍として帰結するのが流石のターナー!

今までのターナー作品とは違い、本作ではしっかりと悪魔が登場するのだけど、それはプロデューサーの意向により加えられた特殊効果で、ターナーの意図したところではない。それでも、遠景で白いモヤの中から浮かび上がる悪魔の美しさは見どころでもあり、演出として主観化された世界でのみ具現化するため、ターナーの趣旨からもそこまで逸脱はしておらず、うまく作品に馴染んでいてむしろ良いように思う。白いモヤでの見せ方はルイスアレン『呪いの家』のようで、怪異を映像として挿入するに至った経緯、「闇」に関するホラー観含めて参照されているような気がする。

「こんなダイナミックなん?」って笑っちゃうくらいに飛行機で何度も座席を倒したりあげたりする主人公さんとか、一枚の紙切れに明暗を託す滑稽なコメディ演出の遊び心もある一方で、光の脆弱性を強調する森、一度目で見下ろす立場→二度目で見下ろされる立場へと変更される階段の演出等、ターナー的うまさも随所で見られるから、久々のホラーでも衰え知らずな傑作だった!

ちなみに『Curse of the Demon』と『Night of the Demon』の2バージョンあるのだけど、96分の『Night of the Demon』の一部シーンの前後を入れ替えたり、サタニスト側の内部的事情を語るシーン等をカットしたりしたのが82分の『Curse of the Demon』。私的には『Night of …』の方がオススメ。
Cem

Cemの感想・評価

4.0
悪魔崇拝者の恐怖をサスペンスタッチで描いた傑作✨
悪魔崇拝カルト宗教を批判した教授が怪死。共同研究者だった主人公にも「3日後に死ぬ呪い」をかけられてしまい大ピンチ!!!
森の中から追いかけてくる悪魔さんがカッコいい🧡暴風や嵐が不吉で楽しい!!
女たちが『赤く熟したチェリー🎶』と突然歌い出すへんてこ降霊会には笑った🤣🤣wwそれでも『魔術なんてアホくさ』と、全く信じない冷静沈着な主人公がすごい
transfilm

transfilmの感想・評価

4.1
#今週は、待ちに待った13日の金曜日。
#自分以外誰も待ってないと思うけど、最近ホラー映画鑑賞がなまってたので、今週はホラーウィークにします!

ジャック・ターナー監督のホラー映画。
1957年のモノクロ作品。
悪魔信仰と、呪いを題材にしたホラー。映画の舞台はイギリスで、ストーンヘンジが出てきます。ストーンヘンジに刻まれている古代ルーン文字には魔力があり、ルーン文字によって悪魔の呪いをかけられるのだという。そんなホラー映画です。
(実際のストーンヘンジにそんな文字が書かれてるかどうかは知らないです)

この時代のホラー映画なので、今みたいにびっくりさせるようなホラーではなく、個人的には「ローズマリーの赤ちゃん」や「夢の中の恐怖」みたいに、一人でミッドナイトに観るにはちょうどいい感じのホラー。悪魔はしっかりでてくるけど、特撮映画ならではの手作り悪魔なので、全然怖くない。
そういうB級っぽさもミッドナイトに観る映画としてはちょうど良いと感じられれば、この映画は満足いく作品なのではないかなと思う。

どういうホラー映画が好きかは人によるけど、自分としては
この映画みたいに悪魔、悪魔信仰を題材にしたホラーが一番好き。悪魔ホラーの一番好きなところは、悪魔が人間の悪い面を見透かしていて、それをひた隠しにする人間をおちょくるところ。
そのおちょくりかたが上手い映画、怖さだけじゃなくブラックユーモアも感じれる感じれるような映画が個人的にはツボで、大好きになります。
あと、ものすごく古い、悪魔の肖像画とかを観るのも結構好きだったりする。悪魔信仰というわけではないけど、なんか謎めいていて惹かれるものがある。

この映画、昔の映画だからか、悪魔信仰の団体とかはすごくなまぬるく描かれてて、そんなに悪魔信仰の雰囲気がでていなかったと思う。代わりに良かったのは、ハリントン教授の葬式シーンとかかな。なんか、こういう古風なお葬式は好きです。

お葬式シーンに限らず、映画自体がとても古風(実際に古い)
前に他のホラー映画のレビューでも書いたことあるけど、古めかしさ+オカルトホラー は絶妙な組み合わせだと思っていて、この映画でもその絶妙さが味わえました。

古い映画が大丈夫な人、怪しい映画が好きな方にはお勧め映画です! この映画、日本版は売ってないんですけど、海外版が安く買えます。(日本語字幕ついてます)

『悪魔の呪い/悪魔の夜』に似ている作品

幽霊と未亡人

製作国:

上映時間:

104分

ジャンル:

4.0

あらすじ

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