神聖な湖で好き勝手やった若者グループが巨大魚に食べられるモンスターホラー。
ちょい役俳優兼プロデューサーのラリー・フェセンデン監督作品。
主演は「ドントブリーズ」のダニエル・ゼヴァット。
ワイルドイケメンな現在とは違い、ネイティブで地味な青年を演じています。
マーク・マーゴリスもちょい役で登場し相変わらずのオーラでインパクト大!
本作はサメ映画でよくあるボートで立ち往生スタイルに「日本昔ばなし」の様なスピリチュアル要素を掛け合せた作品。
巨大魚も怖いですが人間関係のドロドロが凄まじく、餌役の投票などエゲつない(汗)
これだけクズが揃えば巨大魚も怒りますよ…
そして本作のスゴイ所は3m級の巨大魚を手作りで作ってること!
出来も素晴らしく、口や尾びれもしっかり動きます。
ボートの下をゆっくり泳ぐシーンや巨大な口を開けて襲ってくるシーンなど海洋恐怖症の方は失神レベル(笑)
モンスター映画の中でも屈指の恐怖描写だと思います。
近年の水棲モンスター映画でここまで手作りにこだわった作品は中々ないので貴重は作品ではないでしょうか!