りょうた

The Eyes of My Mother(原題)のりょうたのレビュー・感想・評価

The Eyes of My Mother(原題)(2016年製作の映画)
3.8
元外科医の母親から解剖学を教わる少女フランシスカ。ある時トイレを借りたいと家に上がり込んできた見知らぬ男に母親は殺されてしまう。帰宅した父親によって捕らえられた男は納屋に閉じ込められる。年月が流れ父親はこの世を去るが、大人になったフランシスカは男を両目と声帯を潰し鎖に繋いだ状態で監禁し続けていた。
直接的な描写はほぼないがじわじわくる恐怖がある。幼少期のトラウマと孤独がフランシスカを変えてしまったと思うと哀しい話でもある。母親を殺した男には同情しないが、子供を奪われた女性があまりにも気の毒。全編白黒で美しいホラーだった。
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