さいじょう

THE BATMAN-ザ・バットマンーのさいじょうのレビュー・感想・評価

3.3
終始、暗い映画であった。
バットマンといえば、ダークヒーローなイメージが強く、他のヒーローよりも闇の部分はあると思う。しかし、これまでのバットマンシリーズとは一線を画し、よりダークなイメージが強かった。

アクション映画というよりは、サスペンス映画にバットマンが出ているような感覚。常に画面は、黒く、バックミュージックにニルヴァーナの「Something In The Way」が流れ、不穏な空気が演出されていた。(これは最高やった)

予告通り、従来のバットマンよりも、暗く、陰湿な感じは期待通りであったが、バットマンの闇の部分みたいな感じが、もっと表現されているのかと思っていたので、そこは残念。

雰囲気もよく、ストーリーも引き込まれるが、そこにバットマンが必要なのか?とは思った。バットマンじゃなくても成立するくらいの面白いサスペンスではあったので、脚本が良すぎるが故の現象なのかな笑。不穏な殺人現場に、警察に混じり、捜査に関わるバットマンを見ていると、何か違和感を感じた笑。こんなに真剣なシーンに、コスプレ男が1人、、、、、。

あと、今作の最大の敵が、かなり普通のやつで、拍子抜けした笑。イメージにあってはいるんやけど、何かしっくりこない感じ。まぁすごいやつやったけど笑。そして、ラストにジョーカーぽいやつが出てきたので、これは続編に期待したい笑。
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