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不能犯のYOKのレビュー・感想・評価

不能犯(2018年製作の映画)
2.7
わーい、真剣佑だあ!わあ、沢尻エリカだあ!松坂桃李顔わるーい!って呑気に見始めたものの、なんか今ひとつよく分からんまま話が進んでいった感。

なんかずっと世にも奇妙な物語を見ているかのような腑に落ちない感が有り続けてた。なんか分かんなぁ···ってなっては松坂桃李のお目目が赤く光って···の連続だった。

松坂桃李演じる宇相吹に「コイツ殺してちょ」って依頼するよ「あいよ!」って宇相吹が超能力使ってあの世に送ってくれるんだけど、人を呪わば穴二つ的な展開が待ってます。そんな感じ。

如何せん殺し方が洗脳的なそれなので証拠がないため宇相を捕まえらんない感じ。宇相吹は宇相吹で「ワイ捕まらんし」って次から次へと依頼を受けるもんだから、映画の中での犯罪発生率がえぐいほど高い。

私の書き方が軽いのであれなんだけど、実際はスカした感じのキャラクターなので、漫画のキャラみたいって思ってたんだけど、原作漫画なんですね、なるほどです。

髪型のせいかなんなのか松坂桃李がちょいちょいメンタリストDaiGoに見えてしまって、うーん?って。いやもう話にイマイチ集中できてない私のせいですわ。ってか100%あの世に送る宇相吹さん、まじ必殺仕事人。

せっかくすごい能力なんだからもっと他のことに使えばいいのに。私だったらとりあえずカジノにでも行って軽率に目を赤く光らせてディーラーを操って金儲けて億万長者目指す。(安直)

テンポが単調で盛り上がるシーンもそこまでって感じなのと、事件がいくつか起こるので深夜ドラマとして作り込んでくれた方がこちらも軽い気持ちで楽しめたかも、って感じした。一つ一つの事件が勿体ないくらい印象に残らないの、残念だったなー。

犯人をどうやって捕まえるのかな!わくわく!みたいな感じも心無しか弱く感じたし、ラストはちょっとどんでん返し?的な?展開もあったけど、ふーん…希望で?みたいな。

間宮祥太朗がこのまま活躍せずに終わるわけないだろうって思ったら案の定最後に一活躍(?)が軽めのジョーカーだった。ダークナイト観たい。

宇相吹の過去とか、なんでその能力を悪の道に使うようにはなったのかとか知れたら違ったのかなー。分からぬ。
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