このレビューはネタバレを含みます
黒子のバスケアニメ全シリーズを観た流れで視聴
完全にファンサ映画に振ってくれているおかげでシリーズファンは楽しめる展開になっている
逆に一限さんは完全無視なのでこの映画を楽しむためには最低限、劇場版の総集編を観てから観ないと全く楽しめないという敷居が少し高い作品にもなってしまっている
作画の面は気になる部分も所々あるがアニメシリーズ後期と同等のクオリティでカッコイイシーンはしっかりとある
だだ1番気になるのはストーリー
勝ち確の物語なのは分かりきっているからいいのだが、勝ち方、試合の運び方がアニメシリーズの全く同じ流れで中身が薄い
また、人気キャラクターを主軸に書かれていることが目に見えて分かる脚本ゆえに主人公(黒子)とバディ(火神)は空気だったのが残念だった
個人的にはゾーンに入っていないキャラはゾーンに入るなり、ゾーンの深層に到達していないキャラは到達するなど、ファンサ全開作品なのだからもっと熱い展開も考えられたはず。あくまで人気キャラにしかスポットも大活躍もないのがおしい
あくまでアフターエピソードのひとつでありLASTを名乗るには物足りない作品に感じました