2023/10再見
舞台が映ってない以上、演劇の記録映像ではないし、かと言って演劇の内容と切り離して鑑賞するような作品でもないので、飴屋法水の演劇を音で観るような形になる。
飴屋さんは身体表現に特…
歩道と室内が開かれた飴屋法水さんの演劇を固定カメラがその歩道のみをとらえる。
歩道を行き去る人々の視線や行動がまさに人間の多様さを表しているようだ。
映画が演劇をどのようにとらえるかという問いへの…
このレビューはネタバレを含みます
「いち、たす、いち、は、さん」という台詞の、重み。「あなたは、あたしといて幸せですか?」なんて、よく考えたら、究極の質問だ。あたりまえに流れてゆく通り風景が、ただの景色とは思えなくなった。
青柳い…
ホンマタカシのニュードキュメンタリー特集にて。
この特集のなかでは一番良かった。
舞台をあえて撮さない演劇ドキュメンタリー。
あえて撮さないからこそ、必ず「写ってしまう」要素が時折画面に出現し、ド…
演劇のドラマと道端のドラマが重なって乱反射する。退屈なようで全然退屈じゃない。これは衝撃的な体験。
清澄白河のSPACで、飴屋法水とその実の妻と娘が出演した演劇をそのまま収録した映像作品なのだが、…