グッド・ネイバーのRのネタバレレビュー・内容・結末

パッケージと予告編から、B級スリラー映画だと勝手に思っていたので、まんまと騙された。全てが明らかになって、タイトルを思い出すところまで計算されていた。

"このジジイ、かなりヤバい"というキャッチコピーのせいで、映画全体にどこかチープな印象があったが、実験パートと裁判パートを交互に挟みながら、核心に迫っていく展開は好みだったし、ベルの妻が呼んでいるという演出はとてもよくできていたと思う。

裁判の判決では、成人であれば終身刑の罪が保護観察2年は流石に軽すぎると思ったし、イーサンの更生しているようには思えなかった最後の表情には少年法に対するアンチテーゼが含まれているのだと自分の中で解釈した。