アッコ

静かなる情熱 エミリ・ディキンスンのアッコのレビュー・感想・評価

2.8
アメリカの詩人エミリー・ディキンスンの伝記映画だが、
映画の題名通り静かなる情熱で詩を作ったエミリー。
彼女は激しい魂の叫びを素直に言葉にした。
キリスト教の教えからくる厳しい魂の束縛、社会的な規範に縛られず正直に自由に生きたかった。
がそれは時には父や兄や妹と激しく対立する。
彼女の生き辛さは詩を作るエネルギーに昇華していく。
それでも妥協のできない彼女の生き方は幸せだったとは到底思えない。
妥協して生きていけとは言わないが自分で自分の首を絞めているように思える。
でも彼女の作った詩は素晴らしいし、多くの人を感動させる。
芸術家とはそういうものなのかなーと考えた。
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