監督のジル・ローランさんは昨年、2016年3月22日にベルギー ブリュッセルで起きたテロ事件により亡くなっている。
この映画は奥様の故郷、福島で撮影されました。
福島原発の爆発後も尚、そこに住む親子をただ静かに淡々と撮っているドキュメンタリー映画。
押し付ける訳でもなく、突き放す訳でもなく、ましてや責める事もなく。
そこにある生活をだた静かに。
祖母の家に行く途中にある様な農道。
祖母の家の近くにある様な商店街。
見たことある様な風景に胸が締め付けられる。
あの集めて袋に詰めた土はどこに行くのでしょう。
アナログフィッシュの「抱きしめて」が聴きたくなる。